雨漏りする屋根の谷樋補修工事
※2017年7月7日に公開した記事ですが、
必要な文言等を追記し修正して2018年10月19日に再度公開しました。
こんにちはリフォーム事業部のスタッフをしています
こちらのお住まいには、天井に雨染みが見受けられますね
雨漏れを引き起こす箇所で意外と多いのが屋根の谷樋。
本日は雨漏れする屋根の谷樋補修工事、交換作業を紹介します。
谷樋の銅板に穴をあけてしまう電蝕現象
雨漏りの原因をつきとめるべく
屋根に登ると銅製の谷樋が劣化し
ところどころ穴が空いてしまっています
谷樋とは屋根に谷になっている部分を言い、
雨水を流すようになっている場所です。
屋根に異変がある際には必ず調べる場所です。
谷樋の銅板は雨水が流れると
微量の電気が流れ“電蝕現象”が発生します。
年月が経過する間にこれが繰り返されると銅板が劣化し
写真のように穴があいてしまうのです
それにしても大きな穴ですね・・・💦
ということで今回の天井の染みは、
“電蝕現象”でできた穴から雨が野地板に染み込むことで発生する
谷樋からの雨漏れが原因でした。
“電蝕現象”が原因での屋根リフォーム事例を
ご覧になりたい方はこちら
ストップ・ザ・雨漏れ!谷樋補修
早速、雨漏りを食い止めるべく谷樋の補修工事を行います
瓦をめくり、銅板を撤去します。
谷樋をはずしたら防水シートを新しくひいたあと、
ステンレス製の谷樋を新しくはめました。
谷樋まわりの平瓦をもどし、
棟を復元したら雨漏り対策、屋根谷樋修理工事の完成です。
これで谷樋からの雨漏りや、
再度穴があく心配がなくなりました
雨漏りした屋根の劣化を放置しておくと
建物全体の劣化にもつながってしまうため、
屋根裏や天井に雨染みを見つけたら早めに工事店に調べてもらいましょう。
屋根修理はお住まいの健康寿命に密接に関係しています✋
その他、雨漏れ対策のために塗装なども一緒に検討されている方は
こちらから事例などをご覧いただけます。