外観の厄介者、ブロックの白華現象/エフロレッセンスとは
ブロック塀の白い染み跡
ブロック塀ってメンテナンスが必要なの?という方へ
確かに基本的には放置でも特に問題があるというわけではありませんが、
たまに以下のように目地を中心に“白くなった部分”があるブロックを見かけます。
これはコンクリート内の可溶成分が余剰水分に溶け出たもので、
外に染み出て二酸化炭素などと反応し固まるという科学反応による現象です。
この現象を
といいます。
よくみますよね。触ると白い粉のようなものが付着します。
基本は気にしなくても大丈夫!
ブロックメーカーによると、まず白華現象/エフロレッセンス自体については、
構造上の劣化には関わりがないようなので安心してくださいね
外観が少しみすぼらしくなってしまうだけなので基本放置もOK
ただ劣化に関係ないとはいえ、せっかく外構リフォームをしたのに
外観がみすぼらしくなってしまうのは残念だという人は、
こまめに水洗いをしてください
これから外構リフォームをお考えの方はこちらから
施工例とブロック塀工事のようすをご覧いただけます。
上記、いなべ市の外構工事のようすを
担当した職人スタッフとともにご紹介しています
長期間ほったらかしにすると結晶化が進み落ちづらくなってしまいます。
基本ほったらかしOKのブロック塀にも、メンテナンスが必要なときがあるのです
未だ解決策が無い!?気まぐれ者で厄介者
実はこの白華現象/エフロレッセンスは、
ブロックだけでなくレンガなどでも同じように起こりえます。
新築時にも起こることがあり、
さらに、ラッキーにも現象が起こらないこともありますどっち!?
こればかりはブロック設置工事後もわからないところがあり厄介です。
ここまでみてきた白華現象/エフロレッセンス、
諸説ありますが、残念ながらいま現在
根本的な解決方法が特定できているわけではないようです
はやく白華現象/エフロレッセンスが起こらないブロックやレンガが発明されれば、
本当にメンテナンスいらずで心強いですよね
基本メンテナンスの必要ないブロックも白華現象/エフロレッセンスが発生すると
美観のために水洗いの一手間が必要になるかもというご紹介でした