外壁塗装の目地補修!シーリング/コーキング打ち替え作業
※2016年8月6日に公開した記事ですが、
必要な文言等を追記し修正して2018年4月3日に再度公開しました。
外壁塗装の見積項目にある目地補修について、
名称や工程を調査してきました
もくじ
1.ややこしい目地補修の名称
2.目地の補修作業の内容と種類
3.打ち替え作業の手順
4.まとめ
1.ややこしい目地補修の名称
劣化した外壁材と外壁材の間を
防水性の高い目地材で埋める目地作業のことを言います。
一般的に“シーリング”または“コーキング”と言われます
シーリングとコーキングの違いは何?と思った人へ
シーリングとコーキング、何か違いがあるのかと思いきや、
実はどちらも同じ目地補修作業のことを言います
言い方が統一されていないようなので、
見積もりなどの記載や説明等でシーリングまたはコーキングと出た場合は
同意語と覚えておいてくださいね♪
ちょっと面倒ですが、工事を依頼する側が覚えておくと良い単語のようですよ
2.目地の補修作業の内容と種類
単語の呼び方を理解したところで
では目地(シーリング/コーキング)修復作業とは一体どんな作業をするのでしょうか
そもそも目地とは外壁材と外壁材つなぎ目の部分のことを言います
雨水を建物内に侵入させないようにするために
通常つなぎ目ごとに目地(シーリング/コーキング)材が充填されています。
この目地(シーリング/コーキング)の部分はゴムのようなイメージで、少し弾力があります。
輪ゴムなどを思い浮かべてもらえば分かり易いと思いますが、
輪ゴムも古いものだと固くなり切れやすくなりますよね
それと同じで、この目地(シーリング/コーキング)材も
経年劣化でやがてひび割れちぎれてきてしまうものなのです。
ですから、外壁リフォームをする際、住宅診断時には必ずチェックします。
そしてこの目地(シーリング/コーキング)の修復作業には
“重ね打ち”と“打ち替え”
という2種類の工法があります。
■“重ね打ち”とは
劣化がそれほど深刻ではない場合に
既存の目地(シーリング/コーキング)の上から
目地(シーリング/コーキング)材を再度重ねていく方法です。
■“打ち替え”とは
ひび割れが著しい場合、
既存の目地(シーリング/コーキング)材をすべて剥がし取り
新しいもので充填し直すというやり方。
それぞれ住宅を点検した際に、頼まれた業者さんとしっかり相談し
どのようなやり方がお住まいに合うのかを検討してみてください
3.打ち替え作業の手順
今回は、打ち替えの作業について手順をご紹介します
下の写真のように、住宅診断時に目地(シーリング/コーキング)部分に
クラックが見られたのでこちらを打ち替えしていきます。
まずは、既存目地(シーリング/コーキング)を剥がし
目地の底を形成したり充填深さの調整のために、
バックアップ材と呼ばれる発砲スチロールのようなものを入れていきます。
充填の準備が整えば、目地(シーリング/コーキング)材を注入していきます。
この際、外壁材によって周囲に広がらないようにマスキングテープを付けて行います。
(今回は外壁が凹凸が大きくテープがくっつかないためマスキングテープは使用しませんでした。)
最後にバッカーで整えて完了です
で す が
この整える作業がまさに職人技
別の場所ですが、素人がやるとこんな感じに
充填具合や素早さ、力加減がポイントとなるようです
ご覧のように整えられました
無駄がなく綺麗に仕上がっています。
その他の箇所も施工し、目地の打ち替えが完了しました。
お見事です
4.まとめ
目地は、建物内に雨水を侵入させないためにはとっても重要な部分
この目地(シーリング/コーキング)の補修が終わった後に
いよいよ塗装作業が始るのです(^0^)/
目地補修と塗装の関係が知りたい方はこちらを一緒に!
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