瓦屋根の雨漏りの症状と原因まとめ
(写真AC)
先日雨漏りでお悩みのお宅で診断してきました
長年雨漏れが止まらずにお悩みの方からのご依頼で、調査に行ってきました。
雨漏りの症状確認
軒裏天井には水染みが見受けられ、雨漏りしている様子が分かります。
雨漏りを放置すると、天井に水染みができたり、漏れてきた水が室内に入り床や畳がカビだらけになるほど大きな被害をもたらすこともあります
こちらのお宅は、軒裏天井が染みているだけでなく、なんと軒桁などにカビが発生するほどでした
雨樋に隠れて見えにくいですが、軒先も黒ずんでいます
屋根で発見!各所の劣化
症状を確認して実際に屋根へ登って見ると、各所で雨漏りの原因となりそうな劣化がありました。
下り棟に雨水が入ってしまい、鬼瓦と下り棟に隙間が生じています
このままだと、鬼瓦を結束している銅線が腐食し、放置しておくと落下の危険があります
棟がズレているのか、棟の中で水の流れがある様で、苔が生えていたり、草が生えてきていました。
瓦に苔が生えていたり、草が生えるのはそこに水が流れている証拠
まさに屋根劣化の兆候です📢
漆喰がカビている様子もあります。
これから雨がたくさん降る季節となりますので、屋根の不調は早めに直しておきましょう
自分の住まいの屋根に目視で草が生えていたりした場合は、一度屋根上の点検をご依頼いただくと良いと思います
あまりにも雨漏りの症状が酷い様であれば屋根の葺き替え工事となりますが、
屋根の葺き替え工事がどんな作業か知りたい方は、以下の記事をご参考ください