基礎コンクリートの劣化を放置しておくと危険です!
基礎コンクリートはお家の土台を支える大事な役目があり、内部に鉄筋が入っています。建物の老朽化や湿気・塩害などの影響により、基礎コンクリートの表面にクラック(ひび割れ)が発生します。クラックを放置すると、クラックから雨水や空気が侵入し、内部の鉄筋が酸化して錆びてしまいます。錆びによる鉄筋の膨張でコンクリートを内部から破壊し剥離が起きるなど、建物の強度低下を招く原因となります。クラックをそのまま放置せず、早期対策で建物の耐荷力を補い、長く快適なお住まいを維持しましょう。
▲横方向に亀裂が入った基礎
▲幅が広いひび割れ
▲基礎コンクリートの剥離
▲基礎コンクリートの剥離(拡大)
基礎のメンテナンスで
大切なお家を長持ち
※金額はお問い合わせください
基礎補修
震災補強・予防に使用される亀裂充填材「パワーアラスト」と引張強度が鋼材の約7倍にものぼる高強度高弾性の繊維を編んだ「アラミド繊維シート」を貼り付けてコンクリートの強度補修を行います。塗膜強度と接着性で基礎劣化を補完し、強度を回復させます。
「アラミド繊維シート」を使用せず、「パワーアラスト」の注入のみでコンクリート補修を行う【基礎保護】のメニューもございます。
「基礎補修」工事の流れ
①クラック(ひび割れ)
発生箇所の確認
②パワーアラスト
(亀裂充填材)の注入
③アラミド繊維シート貼付
④パワーアラスト(補修剤)
を塗布し、完了
注入ドーム工法
注入ドーム工法と呼ばれるエポキシ樹脂を自動低圧注入する事で、基礎のひび割れ内部まで樹脂が浸透し、基礎コンクリートを『割れていない状態に戻す』補修方法です。注入ドーム工法は、国交省「建築回収工事共通仕様書」に標準仕様として採用されている信頼性の高い工法です。
▲エポキシ樹脂を注入し、ドーム内に充填
基礎ガード
外側の化粧モルタルのひび割れには、割れに追随する基礎ガードを塗布します。雨水がコンクリートまで侵入して内部鉄筋が腐食するのを防ぎ、更なる表面の割れ・剥離等を引き起こす“劣化の連鎖”を食い止めます。
▲汚れが目立つ基礎
▲基礎ガードで保護
建物の美観も整えます
▲施工前
▲施工後