黒アリの生態
黒アリは白アリと違って野外で活動できるため、人目につく機会が多く、よく知られた身近な昆虫です。
同じ「アリ」ですが、黒アリの先祖はハチ、白アリの先祖はゴキブリで全く別の進化をたどってきています。
黒アリの体長は2㎜~大きい物で10㎜を超え、体色も黒~茶褐色~橙色など、種類によって様々です。
雑食性で、餌を探す為に色々な場所を徘徊し、家にアリが現れるのもその為の一環です。
その際は通路に道標をつけ、その道は必ず巣まで繋がっています。
とにかく家の周りをよく調べ、アリが行き来している道を探してみてください。
アリは巣ごと駆除する事が重要なので見つけたならばアリ用の殺虫剤を巣の上から散布してください。
基本的に木材を餌とする事はないので家屋自体に被害は及ぼさないが、ごく一部巣を作る事があります。
家屋内に餌となる食品を放置せず、こまめに清掃する事が侵入を防ぐ大きなポイントになります。